陛下と閣下とピンクボールの大冒険 第1話

あの日から、2か月がたったぞい・・・

カービィがナイトメアを倒したあの日から・・・



ひまぞい・・・魔獣を手に入れることもできないぞい。
でもカービィホーリーナイトメア社を潰してくれたおかげで借金がなくなったぞい。まあ払う気など元からないぞい。





ボーッとして部屋にいたら誰かが入ってきた。

エスカルゴン「陛下、おはようございますでゲス!・・・どうしましたでゲスか?そんな浮かない顔して。」

デデデ「なんか近頃凄くひまぞい。なんかやることはないのかぞい?」

エスカルゴン「では久しぶりにドライブにでも行きますでゲスか?」

そういえばドライブなど何ヵ月も行っていない事に気づいた。

デデデ「うむ、では行くことにするぞい。」



こうしてワシらはドライブにでかけた。城を出るといつものように平和なププビレッジが見渡せた。

エスカルゴン「陛下、どこに行くでゲスか?」

デデデ「うーむ、カービィをからかいにでも行ってみるかぞい。」

エスカルゴン「(こりねーなこのオヤジは・・・)」

デデデ「何か言ったかぞい!?」

エスカルゴン「い、いえ!何でもないでゲス!」


カービィの家についた・・・が、様子がおかしい。


トッコリとカービィが気絶して倒れていた。


エスカルゴン「こ、これは何ごとでゲスか!?」

デデデ「わかったぞい!」

エスカルゴン「え!?」

デデデ「ワシらがここに来るのを察知していて、驚かせるために死んだフリをしてるんだぞい!」

エスカルゴン「もうなんでこういう事しか考えられねえのこのオヤジは」

と話していると、カービィの周りに、どこからか紫の光が集まってきていた。

「何だ」と思った瞬間、カービィがその紫の光の中に消えた。


エスカルゴン「きっ、消えたでゲスと!?」

デデデ「よし、追うぞい!」

エスカルゴン「行動力だけはいいんだから全くもう」


ワシらも紫の光の中にとびこんだ。




デデデ「うぉぉぉぉぉぉ なんだこの光の中の空間はぁぁぁぁぁ」

エスカルゴン「おっかさーーーーん」


どうやらこの光の中の空間を通してワシらはどこかにワープしているらしい。

デデデ「でっ、出口ぞい!!」

エスカルゴン「早えなオイ!」


続く