陛下と閣下とピンクボールの大冒険 第2話

ワシらは空間の出口にたどりついた。


エスカルゴン「抜けたでゲスか・・・」

デデデ「にしてもエスカルゴン、ここはどこぞい?」

エスカルゴン「どこかの城の牢屋らしいでゲスな・・・・・・って牢屋!?」

デデデ「ワシら、捕まっているのかぞい!?」

エスカルゴン「ん、カービィが倒れているでゲス。」

デデデ「そんなもんお前もさっきから気づいていたではないか。気づかない方がおかしいぞい。」

エスカルゴン「陛下はわかってないでゲスなぁ・・・わざとこういう演技をして読者の皆様にカービィの存在を気づかせたんでゲスよ。」

デデデ「読者の皆様ぁ?言ってる意味がわからんぞい。それよりどうやってここを脱出するぞい?」

エスカルゴン「そうだ!カービィにコピー能力で牢屋の鉄格子を壊してもらうでゲス!」

デデデ「おお、そうか!起きろカービィ!!」

カービィ「ポヨゥ・・・?」

デデデ「ほれ、ワシのハンマーを吸い込むぞい。」

ズオオオオオオ・・・ゴックン!

カービィ「(ハンマーカービィ!)」

エスカルゴン「よーし、牢屋の鉄格子を壊してくれでゲス!」

デデデ「やれやれーい カービィちゃーん」

カービィ「(爆裂ハンマー投げ!!)」


ギュオオオオオオオ  ドーーーン!!!


鉄格子は見事に砕けちった。

デデデ「よーし!これで脱出できるぞい!」

デデデが他の部屋への扉に、走って向かった。

エスカルゴン「おまちください陛下!」

デデデ「なんぞい、こんな気味悪い城にはあまりいたくないぞい。」

エスカルゴン「その扉の先に人気を感じるでゲス。」

デデデ「お前、そんなものを感じる能力があったのかぞい?」

エスカルゴン「勘でゲスよ。でもさっき、牢屋の窓から外を見たんでゲスが、この城かなりの大きさでゲスよ?見張りがうじゃうじゃいると思うでゲス。」

デデデ「知るか!強行突破ぞい!!」

エスカルゴン「うわーん!だからこのオヤジは!」


ギイイイ・・・ 扉を開けた。

見張りがいた。アゲーッ!


見張り達「星の戦士!?脱出したのか!・・・そこのペンギンとかたつむりは誰だ?」

デデデ「カービィ、吸い込みよ〜!」

エスカルゴン「オエ」


ズオオオオオオオオオ!!!

見張り達「ぐわぁぁぁ!!・・・」

見張り達は、ひとたまりもなくカービィに吸い込まれた。

デデデ「よし!このまま強行突破でいくぞい!」

カービィ「ポヨヨーイ!」

エスカルゴン「お待ちくださいでゲス!一旦ここで作戦をたてるでゲス!」


続く

デデデ「終わり方が中途半端ぞい」